保険は、将来起こるかもしれない危険に対し、予測される事故発生の確率に見合った一定の保険料を加入者が公平に分担し、万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度で、私たちを取りまくさまざまな事故や災害から生命や財産を守る為のもっとも合理的な防衛策のひとつです。
地震保険は、地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的とする「地震保険に関する法律」に基づいて、政府と民間の損害保険会社が共同で運営している制度です。
地震保険は、地震・噴火・津波による損害(火災・損壊・埋没・流失)に対して保険金を支払います。
2016年12月31日以前始期契約
地震等を原因とする火災・損壊・埋没・流失によって保険の対象について生じた損害が、「全損」、「半損」または「一部損」に該当する場合に、実際の修理費ではなく、地震保険保険金額の一定割合(100%、50%または5%)を保険金としてお支払いします(「全損」「半損」「一部損」の認定は、「地震保険損害認定基準」にしたがいます。)。
2017年1月1日以降始期契約
地震等を原因とする火災・損壊・埋没・流失によって保険の対象について生じた損害が、「全損」、「大半損」、「小半損」または「一部損」に該当する場合に、実際の修理費ではなく、地震保険保険金額の一定割合(100%、60%、30%または5%)を保険金としてお支払いします(「全損」「大半損」「小半損」「一部損」の認定は、「地震保険損害認定基準」にしたがいます。)。
車やバイクを持ったら必ず加入しなければならない「自動車損害賠償責任保険」(自賠責保険)と「任意の自動車保険」があります。
自動車事故によって他人が死亡したりケガをしたりした場合の損害のみを補償する保険です。運転者自身の損害は補償されません。
保険金の限度額は以下のとおりです。
自賠責保険では補償されない損害をカバーしたい場合に加入する保険です。自賠責保険の支払限度額を超える部分を補償する対人賠償保険のほか、対物賠償保険、人身傷害保険や車両保険といったさまざまな保険があり、これらの保険を組合せて契約します。
保険料は、運転者の範囲や年齢区分、車の使用目的により異なります。
このほか、さまざまな割引制度がありますので、加入の際にはチェックしましょう。
など
(注)割引の種類などは保険会社によって異なります。